空模様は…心模様?

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気ままな暮らしの中で起きる珍事から 心の葛藤・思い・悲しみや喜び等 感じた事 懐かしい想い出 また夢で見た風景をその日のお天気を通して綴った日々の呟きです… (*´ェ`*) 

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10年前の今頃の季節… やたらとCMで この曲がかかっていた。
その他でも 頻繁にこの曲を使ったドラマやドキメンタリーなんかもあったと思う。
だから 頻繁に耳にしていたから リスニング!? 雛のすり込みの様に 口ずさんでしまうほど
頭の中で流れている曲だった・・・。

嫌いな曲ではないが 本当に よく耳にしていたから 
あの事が起きるまでは、私にはただインパクトの強い曲だけで終るはずだったが
12月22日… その時が来てしまう。

いつもと変わらない初冬の夕刻… 朝と晩 故郷で両親(私の父と母)と暮らしていた 祖母から
毎日の様に来ていた他愛のない電話・・・ それだけで お互い安否や心の隙間を埋めて
安心していたのかもしれない。


そんな電話かと思い ふざけて電話に出てみた…  
しかし その様子は、いっぺんに吹き飛んでしまうほど緊急をようする一大事が起きている事を察した。

あれよあれよと取るものもとらず 一路 故郷へ向った… 
そこには、病院の緊急車両で運ばれ救命救急で処置され 
まさに病棟のICUに移動しようとしている祖母の姿があった。


 幼い頃 親の様に祖母に育てられた私には、何が起きているのか 
これから どうなってしまうのか 祖母を心配する気持ちと 
とてつもなく大きな不安と恋しさに似た寂しさと葛藤しながら心の準備ができないまま怯えていた。 

そんな心を見透かされまいと 心配して集まっていた家族や身内の前では気丈を装っていたが・・・。
お婆ちゃん子で育った私には、母親同然 やはり長くは持たなかった・・・  

だって だってね… 心配しながら足をさすってあげたら
もぅ意識が無く 動く事のない足を ピクピクと動かし 
元気だった頃の祖母の様に ニコニコと笑いながら「きたのかぁ~ 大丈夫た゛ー 心配ない」と
言っているかのように 小さな奇跡を見せてくれた・・・。

こんな病んでしまった自分の状況でも まだ私を案じているのかと・・・ 
そんな祖母の愛に 崩れてしまったのだ。

幾つに成っても 私は、祖母にとって幼い子供のままなのだと・・・。

その晩から病院の近くに二泊ほど宿を取り東北に住んでいる叔母達と通っていた・・。
あの朝の事は、一生忘れる事はないでしょう 

何所までも澄みわたる深い青空に映える 街路樹に積もった綿雪が 
満開に花を咲かせているかの様に 凛とした空気にキラキラと朝日に輝いていた
何もかもを包み込んで 白一色の銀世界… 
無表情の様な 華やかな様な ・・・・

何度か祖母の様態が急変するたびに 家族、身内が祖母との面会をするが 
その時が一番 私には 嫌な時間で パニックを起こし何もかも白くなってしまう
本当に自分の事なのに次の行動が どうしていいのかすら分からなくなってしまう。

今朝は、まるで あの日に戻ったかのような 窓からの風景は、昨日の朝から雪となり 
いっぺんに風景が変わり 積もった銀世界に、どこか懐かしくも やはりあの時を思い出してしまった。


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三日目の夜 叔母達は、家族の控え室で眠ていたが 
私は、あんなに眠られなかった日が続いているのに
やはり祖母を案じ ICUで 意識の無い祖母の手をさすり 子供の様に頭を撫でながら 
私が幼い頃 祖母がよくしてくれた昔話を話すように 沢山の思い出を話した。
時々 涙は出ていなかったが どこか泣いているような顔をしていた祖母・・・

「後10年 生きたい…」 それが祖母の口癖で 

「大丈夫だよ 婆ちゃんなら長生きできるよ♪ 」と 100歳以上の長寿だった祖母の両親…
そんな遺伝子があるんだからと 勇気付けていたのが昨日のようだ・・・。

今思えば 90過ぎても まだ私を案じている  そんな年老いている祖母に 
未だ心配をかけているのかと思うと情けなく 自分の無力を感じて 悲しく情けなかった・・。
小さくて細い手を何度も 何度もさすり 手を繋ぎ 幼い頃を思い出す。


生きていてくれるだけでいい   例え 植物人間になっても お世話をしてあげたい
それが恩返しに成るなら そぅ心に誓っていた。 いや願っていたのかもしれない。 

祖母が倒れた日から 奇跡を願いながら 本当に 本当に ささやかだけど 
温かくて どんな愛にも負けない位の 親子の絆と慈愛に満ちた穏やかな時間だったと思う。


ICUの窓から見える 綿帽子をかぶったような 十勝岳が少しずつ 朝が明けると共に姿を現し
何とも 美しい風景を一緒に見られたと思うと 安らぎと優しさに包まれた。


そんな朝方 眠ていた叔母が起きて来て 「変わるよ…」と声をかけてくれた。
一度 控え室で横になり やっと少し 眠った…  長い 長い 一日!?二日…


目が覚めたとき どこまでも碧い空から 大粒の花雪が降ってきた・・・
まるで 天使が飛び立ったような 大きな雪が ふわふわと  次から次と降ってきて
なんとも幻想的で 神秘的な光景が続いていた  

寂しく恋しい心の隙間を埋め尽くしているように 羽毛で優しく包み込むように次々と降り続く大粒の花雪


それから 長期戦に成るようだったので 一度、札幌の自宅に戻った。
そんな夜だった 日付が変わろうとしている12月25日 23時45分

最愛の人は、自らの残り少ない命と病んだ体と闘った時間と…
人として 生きる生き方と最後の終り方を教えていった。
  
年々 小さくなっていく祖母… 可愛い祖母… 
でもいつも 心の中にいて生きる支えだった祖母…
冬の様に厳しく気丈で潔く 春の様に温かく優しい 
夏の様に年齢を感じさせない位元気で沢山の知恵袋を持っていて 
秋の様に 深く… 穏やかで心地いい   
北海道の自然の様に 大きな愛を惜しみなく注いでくれた祖母

そんな祖母は、今でも偉大で 超えられない・・・。 


もぅ直ぐ 貴女の10年目の命日が来ます…

今年こそ 今年こそと  なかなか涙を流さずに過したいのだが
頭では十分理解しているのに やっぱり あの日の事を思い出すと
もぅ直ぐ50に成る私も 幼子の様に 恋しくなってしまう・・・

今年こそ 泣かずに過せるのかな・・・。

早く 心模様が 晴れ模様に変わると いいのだけど・・・・。
あの日の 貴女を喪っただけではなく なにも恩返しができなかった事
今でも 無念で成らないのです・・・。

貴女に 最後まで 教わってばかり 案じたまま逝かせてしまった事の後悔です。

深い谷底へ突き落とされて 暗闇の中で生きる支えを無くしモガイていた8年
この思い… この経験… 今度は、 私と同じ様に 人生に負傷してしまった人達の為に
微力ながら私なりの 力を… 愛を… 注ぎ 支えたいと思う。
それが貴女との約束のよに感じているから

貴女と共に棺に入りたいと願ったのに 
なんども貴女を追いました・・・ それでも また私は、生きています。

生きている事が奇跡なら やはり貴女の教えを胸に… 生きる糧として 
最後まで燃え尽きるその日まで  愛を注いでいたい…

それが貴女への恩返しなら 喜んで奉仕しましょう… 
いつも空の上から 見守っていてください。

そろそろ 次の「章」を始めなくちゃね。  やっと自立へ向っています…

私は、姿が見えなくても 貴女を感じてますよ・・・   



   いつも 感謝です ありがとう♪ (*´ -`*) 


 『損して徳とれ♪』…  全ての事に意味がある

『年寄りの言うことは、聞いて置くもんだ』 本当に その通りです・・・。






 
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by nene2525v | 2015-11-25 16:13 | Comments(0)